派遣会社と転職エージェントとの違い

人材ビジネスとして最近よく耳にする言葉の一つに「転職エージェント」があります。

転職エージェントと派遣会社はシステム的には似ている部分がたくさんあります。

ここでは派遣会社と転職エージェントの違いについてまとめました。

転職エージェントと派遣会社の違い

転職エージェントも派遣会社も新しく仕事を探すために、とても便利な会社です。

登録から始めて会社選びから面接までの段取り、会社によっては採用されやすいように面接対策なども立ててくれます。

しかもどちらも利用したからといって私たち求職者から費用を請求する事はありません。

つまりどちらも無料で就職するまでのサポートをしてくれる会社なのです。

ではとても似たようなサービスを提供してくれる派遣会社と転職エージェントは何が違うのでしょうか？

転職エージェントと派遣会社の最大の違いは、「企業に直接雇用されるか？」という事です。

派遣会社を通して企業に働きに行く事になっても、企業に直接雇用されるわけではなく、派遣会社の社員として企業に派遣されているという事です。

つまり一般的に派遣社員と呼ばれるものです。

そのため雇用主は企業ではなく派遣会社になるので給料も派遣会社から支払われ、福利厚生も派遣会社のものが適用されます。

一方、転職エージェントを通して企業に採用されれば、企業に直接雇用された(正社員）という事になります。転職エージェントは求職者と求人者の企業をマッチング、つまり職業紹介、斡旋をする会社という事です。

派遣会社と転職エージェント、登録すればこのように就職のサポートをしてくれるという点では非常に似ていますが中身は大きく異なります。

正社員を希望するなら転職エージェント、派遣社員を希望するなら派遣会社に登録しましょう。

また派遣社員を希望するなら派遣会社への登録は欠かせませんが、正社員を希望するなら転職サイトやハローワークの求人情報を活用し個人でも就職活動は行えるので、必ずしも転職エージェントに登録する必要はありません。