派遣社員をすぐに辞めたい！やめるといえない理由とやめる手順

多くの派遣社員の人が持つ悩みの１つが、「派遣をすぐに辞めたいけど辞めれない」という事です。

派遣社員と言うと社内において正社員よりも責任感の軽い立場であるはずなのに、何故このような悩みをもつ人が多いのでしょう？

派遣社員が辞めると言えない理由

正社員なら退職を告げるのは勤務先だけです。しかし派遣社員の場合、まずは派遣会社の担当者に退職の意思を伝えなければいえません。その後、派遣先である企業にも伝えなければいけません。（企業には派遣会社の担当者が伝えてくれる場合もあります。）

派遣社員が突然、退職する事になれば派遣先の職場も困りますが、派遣社員を派遣している派遣会社にも迷惑がかかってしまいます。（派遣先の企業からクレームがきてしまいます。）

そのため良識のある派遣社員の人は、なかなか退職を言い出せないそうです。

日本人はなんだかんだ言っても真面目な人が多いです。契約＝約束は守らなければいけないと幼少の頃から教えられています。そのため契約期間内に退職する事に後ろめたさを感じてしまい、なかなか言い出せない人も多いようです。

正社員でしたら雇用期間が定まっていないので自ら退職を申し出ないと退職できません。しかし派遣社員の場合、契約期間満了というゴールがあります。そのため契約期間満了まで続ければ退職できます。そのため、そこまでは続けようという方も多いようです。

社会人として契約期間満了まで働くのがベストですが、人によっては辞めざる得ない場合もありますね。家庭の事情だったり、体調不良だったり、派遣先でストレスを抱えすぎてしまったりなどです。

そんな時は、まずは派遣会社の担当者に退職の意思を伝えましょう。

ここで絶対にしてはいけない事は「派遣会社を通さず、派遣先の人に伝えてしまう事」です。

派遣社員は派遣会社の社員ですから、この順番を間違えると激しい波風が立ってしまいます。

もちろん派遣会社も派遣先も契約満了前に派遣社員に辞められると困ってしまうのは間違いありません。

あっさり辞めれるという事はなかなかありませんし、引き留めもあると思います。

そのため後任が決まるまでや、退職の日程を1,2ヶ月後にするなど、なるべく迷惑のかからないように社会人として責任のある辞め方をしましょう。